07/04/27配信分

危険なSexと十代:感情が問題になる?

Unsafe Sex & Teens: Do Emotions Matter?


2007年3月21日プロビデンス.RI〜 
CDCによると、青年と若年成人は、現在年間の新しいHIV感染者の50%を占めている。
HIVや他の性感染症を予防するためには、青年が感情をコントロールする手助けをすることが、
安全なSexについての実用的な情報をもたらすのと同じくらい重要であるかもしれない、
ということを新しいスタデイは示している。

Bradley Hasbroこどもリサーチセンターとブラウン大学のWarren Alpert Medical schoolの
研究者らは、222人の13歳から18歳までの精神障害がある青少年を調査し、
Sexについて判断をする際に問題を起こす感情を発見した。
特に、コンドームを使用するストレスに直面したときの自己制御の欠如がコンドームの使用への
強い障壁になるということをその所見は示唆していた。
「われわれは、青年らは、コンドームのことを話し、使用することをより快適に感じ、悩みを
少なくする手助けを必要としていることを発見した。」と主著者であるCalia Lescaroは述べた。
この所見は、Journal of Prevention and Interventionの最新号に載っている。
自己効力は、自己信頼と類似しており、個人がそれぞれの生命への影響や変化を
プロデュースする能力についての自分自身の信念として定義することができる。
このスタディの中で、著者らは、コンドーム使用についての高い自己効力をもった10代
(たとえば、自分が有効的にコンドームを使用することができると感じていること)は、
感情が混乱して、自己嫌悪でうつや怒りを感じているときでさえ、
一貫してコンドームを使用する傾向にあったことを発見した。
コンドーム使用中の困難感や不快感は臨床的に抑制されている人々に限定されないので、
このスタディは、すべての10代にとって広く意味をもっている。と著者らは述べている。
「これが示すように、コンドームの使用に関連したストレスを制御することは重要である。
青少年は、コンドームを安全に効果的に使用するためには、コンドームのことを話し、
使用することについての心配を減らす方法を学ぶことができる。」とLescanoは説明している。
  先行したスタディでは、心理的な悩みをもっている青少年は、
拒絶の恐れや過去の性的な経験や低い自己尊重性のために、性的な状況では
圧倒される可能性があることが示されている。「前進するためには、10代の悩みを減らし、
効果的なスキルを増加させるのを手助けすることが、HIV予防戦略の重大な構成要素である。」
とLescanoは述べている。

 ほとんどのHIV予防介入が、コンドームの使用方法などの実用的な行動技能を獲得することに
焦点をおいているが、著者らは、HIVや他の性感染症から自己を守るために、
もっとなされるべきことがある、と結論している。健康促進行動、とくにこの状況のコンドーム使用
での感情の役割は見過ごされるべきではない。
「コンドームを使用するようにパートナーに頼むような困難な状況に直面した際の、
感情のコントロールをどのようにするか、ということを論じる積極的な戦略を行うことが、
HIV介入プログラムの優先事項になるべきである。青少年に関して研究をする人々は、
健康促進行動に関連する感情的な側面に焦点をあてることの必要性に気づくべきである。
とLescanoは述べた。

SOURCE: Bradley Hasbro Children's Research Center


高容量のアンホテリシンBとフルシトシンによるHIV患者のクリプトコッカス髄膜炎の治療:ECCMID-ICCでの発表

High-Dose Amphotericin B With Flucytosine for Treatment of Cryptococcal Meningitis in HIV: Presented at ECCMID-ICC

By Chris Berrie   MUNICH, GERMANY -- April 3, 2007 --


HIV関連のクリプトコッカス髄膜炎患者に対して、高容量のアンホテリシンB(1mg/kg/day)とフルシトシン(25mg/kgを2週間にわたって日に4回内服)の組み合わせは感染をより早く除去し、腎障害や貧血に対しても対応しやすいことが、無作為試験の結果から発表された。

ロンドン大学、聖ジョージ病院感染症科の感染症、微生物学の専門家であるTihana Bicanic医師が、第17回ヨーロッパ臨床微生物学&感染症学会と第25回国際化学療法学会(ECCMID-ICC)で発表した。「クリプトコッカス髄膜炎は浸潤性の真菌感染症であり、抗ウイルス治療以前の時代にはAIDS患者の10%で指摘されていた。」とBicanic医師は4月1日に発表した。「HIV陽性の妊婦が20-30%に達する地域を多く抱えるサハラ以南のアフリカでは、クリプトコッカス髄膜炎は市中髄膜炎の最も多い原因の一つである。」と彼女は述べた。

アメリカの感染症学会ではクリプトコッカス髄膜炎に対してアンホテリシンBとフルシトシンの組み合わせでの治療は、効果及び安全性に関して、推奨されているアンホテリシンBの2回使用(0.7 to 1.0 mg/kg/day)と比較してのデータがないが、それ故にBicanic医師らは低容量(0.7 mg/kg/day)と高容量(1.0 mg/kg/day)のアンホテリシンBを比較するstudyを使用してみるべきとしている。

Bicanic医師らはタイ、南アフリカ、ウガンダで行なわれた未出版のデータにおいて、各個人の感染除去率と2週間以内の死亡(P = .01)についての関連を論証した。

このstudyは南アフリカのケープタウンの2番目の規模の大都市病院で行なわれたが、HIVが11%おり、週に2から3人のクリプトコッカス髄膜炎患者が出ていた。

研究者らは、平均年齢21歳でHAART未治療の64人のHIV患者を募った。彼らは髄液培養でクリプトコッカス.ネオフォーマンスが検出されており、クリプトコッカス髄膜炎に初めて罹患していた。

アンホテリシンBを0.7 mg/kg/day使用する群(n = 30)と1.0 mg/kg/dayを使用する群(n = 34)で、両群ともフルシトシン25 mg/kgを日に4回14日間服用した。アンホテリシンBの注射は総ての患者で電解質補液や生理食塩水で溶解された。両群とも診断後1ヶ月でHAARTを始める際にフルコナゾール400mg/dayの投与が10週間行なわれた。

第一段階の結果は感染除去率で評価されたが、それは真菌の初期の活動性によって定義された。その定義とは日毎の髄液中の細胞数(logCFU)の減少率であった。第二段階の結果は安全性(腎障害や貧血)と2-10週での死亡率であった。

2グループともベースラインと比べたクレアチニンやヘモグロビンのレベルに顕著な差異は見られなかった。同様に死亡率も似たようなものであった。

しかし、研究者たちは初期の真菌の活動性においては、アンホテリシンBの高容量群と低容量群では差(-0.45 and -0.56 logCFU/day; P = .02)を認めた。

経過観察していくと高容量の群でクレアチニンレベルの上昇(52% vs 88%, respectively;
P =.07)が認められた。この有害事象で早期に治療を中止したのは低容量群で1例、高容量群で2例であったが、14日時点では改善し、長期的な作用を示したものはいなかったし、透析が必要となったものもいなかった。

ヘモグロビンレベルの低下についても明らかに差があり16%と26%(P = .01)であった。このうちの2例は早期に治療中止となり、1例は輸血をされた。しかしながら、これらの副作用も同様に可逆性で治療終了までには改善し、長期の作用を示したものはいなかった。

臨床的な腎障害や貧血の対応も含んだこのstudyで、より早い感染除去が見られたことから、Dr. Bicanicは、HIV関連クリプトコッカス髄膜炎患者に対して、高容量のアンホテリシンBと2週間のフルシトシンは良好な治療法であると結論付けた。しかし、彼女はこの治療を行なうに当たっては慎重にラボデータをモニターでき、輸血が可能な施設が必要かもしれないと述べた。

[Presentation title: High Dose Amphotericin B With Flucytosine for the Treatment of Cryptococcal Meningitis in HIV: A Randomised Study. Abstract O169]


HAARTの中断で、神経認知機能の低下はない。

LOS ANGELES, CA -- March 6, 2007


HAARTの中断は、神経認知機能の低下で行われてはいない。第14回のCROIで発表された。

ウイルスは、脳血流関門を通過することが可能であり、中枢神経系に感染すると数日中には認知の低下と運動機能障害、時にいわゆるAIDS dementiaを起こすと思われている。North Carolina 大学のAIDS認知症センターのKevin Robertson, PhDは述べた。

現在のHARRT時代に、神経認知機能の問題は頻繁に見受けられる。Roberston Drは、多施設前向き研究のHAARTを中断した患者を対象にしたACTG5170研究の結果を引用して述べている。この報告は、2007年のCROIで報告された。1498人のうちの43%が抗レトロウイルス療法を施行されているにも関われず、何らかの障害を持っていた。

HAARTの中断が神経認知機能の低下を引き起こすのか、薬物療法の再開が、認知機能を改善させるのかを理解するために行った。ACTG5170に登録されている167人の患者を分析した。CD4数は>350 cells/mm3で、HIV RNA <55,000 copies/mLであった。すでに中断せざるをえない治療内容な、少なくとも2種類の抗レトロウイルス剤を、6ヶ月間は投与されていた。これらの患者は、96週間フォローされた。神経認知機能は、Trailmaking A and B and Digit Symbol testsで分析された。テストの結果は、composite neuropsychological summary score (NPZ3)でモニタリングされた。これは数値が高いほど良いとされている。24週、48週、72週、96週でテストされた。

HAARTの間で平均NPZ3は着実に上昇した。24週の時点で0.22、48週で0.38、72週で0.52, 96週で0.74 であった。全ての時点で基礎値よりも統計学的に有意であった。(P < .001)48週間後の練習効果を調節したスコアでもなお改善を認めた。96週の前にHAARTを再開した46人では、スコアは変化を認めなかった。

この結果は、HAARTの中止を選んだ健常な患者は疾患の早期において、神経認知の問題を生じない。もし、中枢神経系の有害性があるのであれば、HAARTの有害性の研究を必要とするとRobertsonは述べている。

[Presentation title: This Is Your Brain Off Drugs: Neurocognitive Function Before and After ART Discontinuation in Patients WithHigh CD4 Nadir (ACTG 5170). Abstract 113]