07/06/06配信分

The Changing Face of HIV in Women: Presented at ACP

By Jill Taylor


SAN DIEGO, CA -- April 20, 2007 --

女性のHIV感染の変化は感染の増加として指摘でき、そのことについて 2007年アメリカ内科学会総会(ACP)で議論された。「私たちがみているのは、ゆっくりとしかし確実に患者数が増加しているという ことである。」 とコロラド大学のA. Benson医師 は発言した。かつては女性患者の20%が 異性間の性的接触での感染であったのが現在は80%が異性間の性的接触からの感染である。

Benson医師はこのようにCDCの男性2467名、女性1309例の分析結果のなかで 男性と女性の違いについて報告した。さらにCD4が500以上の患者を比較すると女性は男性にくらべウイルス量が57%も低い傾向があり、CD4数が200から499でも 48%低い、そして200以下の場合では40%低いことが示された。このため女性と男性では進行速度に違いがでる可能性があり、男性と女性では対応を変える必要があるかもしれないということが 議論されたが、最終的にはCDCは治療については男性と女性で異なる対応をする必要がないことが報告されている。

CDCの治療に関する勧告ではウイルス量よりCD4数を重視するものであり、 ウイルス量は進行の早さや予後の予測として付加的なものである。しかし逆は必ずしも真ならずということもある。とベンソン医師は延べている。

女性にnevirapineを使用する際にはその肝毒性に注意する必要がある。ニア服開始当初の4から18週まで8% から18%で肝障害が出現し2.5% から11%で症状を伴う肝炎がみられる。Nevirapineは妊娠女性では進行性の肝不全に関連があり、妊婦には有用性がリスクを上回っていることが明らかでない限り使用すべきではないと されている。B型およびC型の慢性肝炎の合併患者やCD4数が250以上の女性においても 肝障害のリスクが増大するとされている。

HIVは生理中はshed(?)される。プロゲステロンの量とウイルス量には正の相関が みられている。HIV感染女性では子宮頚部の異常スメアーが検出される確率も高い。 扁平上皮化生や上皮内癌が非HIV感染者より高率である。 Benson医師は女性でHIV感染が診断された時はPAPスメアーをチェックし正常でも 6ヶ月後に 再検査するべきであると提案している。 HIVに感染した女性の多くが性的に活動性があり、その他の性感染症について 検索されるべきであり、HIVの急性感染を診断したときにその他の性感染症例えば、 梅毒やクラミジア、淋病、HPVといった感染症が証明されることは珍しくないのです。

[Presentation title: Infectious Disease Issues in Women. Session MTP 044 (No Abstract)]

 


抗レトロウイルス薬のクラスと心筋梗塞のリスク

1: N Engl J Med. 2007 Apr 26;356(17):1723-35. Comment in:
* N Engl J Med. 2007 Apr 26;356(17):1705-7.
* N Engl J Med. 2007 Apr 26;356(17):1773-5.
Class of antiretroviral drugs and the risk of myocardial infarction.
DAD Study Group; Friis-Moller N, Reiss P, Sabin CA, Weber R, Monforte A, El-Sadr W, Thiebaut R, De Wit S, Kirk O, Fontas E, Law MG, Phillips A, Lundgren JD.
University of Copenhagen, Copenhagen, Denmark.


背景: 我々はかつて抗レトロウイルス治療と心筋梗塞のリスクの関連性について 発表したことがある。 抗レトロウイルスのクラスによる違いに関してははっきりしていない。 我々はプロテアーゼ阻害剤と非ヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤が累積した場合の 心筋梗塞のリスクとの関連を調べるためのstudyを行なった。

方法: 2005年2月、前向きstudyとしてHIV感染患者23437人のデータ解析を行なった。 観察期間中の心筋梗塞の発症率を計算し、プロテアーゼ阻害剤や 非ヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤に暴露したこととの関連を調べた。

結果: 年間94469人中345人が心筋梗塞を発症していた。 心筋梗塞発症率は年間1000人あたりプロテアーゼ阻害剤に暴露されていなければ 1.53人で、6年以上暴露された群では6.01人であった。他の薬剤の暴露および確立された心血管系のリスクファクター(脂質レベルを含 む)による 調整の後での年間あたりのプロテアーゼ阻害剤による心筋梗塞の率は1.16(95% confidence interval [CI], 1.10 to 1.23)で非ヌクレオチド系逆転写酵素阻害 剤では 1.05 (95% CI, 0.98 to 1.13)であった。血清脂質レベルを除いた薬剤クラスの比較では1.10 (95% CI, 1.04 to 1.18)と 1.00 (95% CI, 0.93 to 1.09)であった。

結論:プロテアーゼ阻害剤の暴露によって心筋梗塞のリスクは上昇するが、 部分的には脂質レベルによって説明される。非ヌクレオチド系逆転写酵素阻害剤 による 関連については明らかなエビデンスを得ることが出来なかった。 しかし年余にわたる経過観察ではプロテアーゼ阻害剤よりは発症率が低値のよう である

Copyright 2007 Massachusetts Medical Society. Publication Types: * Research Support, N.I.H., Extramural * Research Support, Non-U.S. Gov't * Research Support, U.S. Gov't, P.H.S. PMID: 17460226 [PubMed - indexed for MEDLINE]